口の中の細菌が感染性心内膜症を引き起こす経路

お口の中の細菌が血液の中に入り込む仕組み

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血管の隙間から歯周病の細菌が入り込みます。図出典:砂書房「新・え?この病気歯が原因?」

周病にかかると、歯肉が腫れて出血したり、炎症のために歯肉の血管が拡張したりします。そのため血管の隙間から歯周病の細菌が入り込んでしまいます。

通常、血管に入り込んだ歯周病菌は、血液を流れている白血球により無毒化されますが、日常的に歯周病の炎症を繰り返していたり、身体の抵抗力が低下して免疫力が衰えていると白血球が細菌を捕えたり、消化することができません。そうすると生きた細菌が頸のリンパや静脈へ流れて、やがて心臓に入っていきます。

 

 

お口の中の細菌が歯肉の血管やリンパ管に侵入する

歯肉の炎症により血管が拡張し、そこから全身に細菌が流れ出す

お口の中の細菌が心臓から全身へと回る仕組み

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血液に運ばれ心臓に入ってきた細菌が
細菌性心内膜炎を引き起こします。

図出典:砂書房「新・え?この病気歯が原因?」

心臓の形態や機能(特に心臓の弁)に異常があると心臓に入ってきた細菌が心臓の弁にくっつきやすくなり、そこで細菌が増殖するという流れができてしまいます。

 

細菌が少量であれば問題ありませんが、細菌が増えてくると細菌の塊が作られます。そしてできあがった細菌の塊によって心臓の中の血流が阻害されて、渦ができ、血液がよどんだところに血栓ができます。

 

細菌の塊や血栓が崩れて、心臓の弁らはがれると、心臓の血液の流れに乗って右心房から右心室、左心室から肺に流れていき、肺から左心房へ戻るとそこから左心室への運ばれ、全身の血管へ流れていく道筋ができあがるのです。

 

血液に運ばれて心臓に入ってきた細菌が細菌性心内膜症を引き起こし、さらに全身へと広がっていきます。

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重度歯周病,ドクター天野

天野歯科医院院長 天野聖志
 

米国マーケット大学
歯科修士課程卒業
マスターオブサイエンス
米国補綴歯科学会認定医

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